勝古沢(カッコザワ)キャンプ場レビュー
都内から近いのに、超穴場キャンプ場
勝古沢(カッコザワ)キャンプ場の主な情報
千葉県、長柄ダム近くのキャンプ場。
都心から90分というアクセス。私は京葉道路で「蘇我IC」から14号で。 アクアライン木更津からも近い。
標高・・ほぼ平地
直火・・不明だけど、場所的に禁止かと。
森林系(高規格とは遠い)
ペグは土で石無し。
フリーサイト(車が入れられない)
サイト数は少ない、こじんまり
チェックイン12時~アウト12時
木が多く、ハンモック泊いけます。
料金は、1人500円、テント1張1500円、タープ1000円等の計算方法で3500円でした。
http://www.town.nagara.chiba.jp/greentourism/camp.html
といった所でしょうか
勝古沢キャンプ場ガイド!設置ポイントは?
まず、国道14号沿いというのがなかなかのポイント。 ラブホテル「TREE」の看板を目印に曲がり、左の坂を下りるとラブホテル。 右の道に行くとキャンプ場。
そして、
オフィシャルHPっぽいのが無いので、案内図を書くとこんな感じ。 全体的に他のキャンプ場と比べると狭いアットホームタイプですが管理人さんの受付のある棟はかなり離れてるので監視されてる感じは無いです。 斜面が多く、設置できそうなポイントをアルファベットで。 我々はCのあたりに設置したので参考にしてください。
まず、一緒に駐車場に停めた所から歩いていきましょう
フリーサイトって定義が曖昧でオートキャンプとの違いは車と一緒にキャンプできるかって所だと思いますがキャンプ場によっては、場所がフリーなだけで車もOKって所も多いですよね。車の配置場所が決まってるだけでほぼオートっていうパターンも。
そんな感覚で、自然系だし車横付けできるだろうと思っていたら、甘かった。 駐車場からこのように坂になっていて車でキャンプ場の中に立ち入る事が出来ません。 我々はカーシェアの駐車場までリアカーで運ぶため持参していましたが、
こんなのあったのか! 借りればよかった。
そして、入り口に大きな炊事場&団体で食事できそうなスペース 左側にはカマド的なのもあるし、団体で貸切状態にしてここでわいわいやってもよさげですよ。
で、マップの左からトイレを横切ったあたりから見るとこう。 両側が崖になっていて、我々の場所が平らで陽が当たるポジション。 その奥が林っぽくなってるのがわかりますかね? もう少しBに向かうと
こう。 おおっ!
ハンモックテントって結局、使える場所限られるよな~って思ってたけど、ここでは使えそうですね。
Bのあたりもテントを設置する事は出来そうで、もう少し進むと・・
Bの左奥のゾーンは、ダムを眺める事が出来ます。
そう!
勝古沢キャンプ場の写真として最も「イイね!」って思うのは、この緑色の水面、ダムの景色・・
大人のアウトドア感出てますやん! 出典:CAMPBLOG(キャンプブログ) で是非採用してほしい一枚。
なかなかよいでしょう?
朝食はこちらに移動して、川でもない海でもない、ダムの水面という、
それも林の隙間からほんのり顔を出すエメラルドグリーンの輝き
こんな一風変わった景色で優雅なモーニングコーヒーを嗜む事が出来るのです!
斜めなのを我慢して・・
そうなんです・・惜しいんです! 場所で言うとAの先端にあたるんですけど、ここからだんだん斜めになっていて、あの場所で長時間くつろぐのは難しいです。 まあ朝食程度なら全然ダム見ながら楽しめましたが。
右側のこの辺はまだ平らなのでこの辺に設営するのはアリです。
他のポジションも見てみましょうか。 ここはDの所。 ここだけ突き出てます。
上から眺めるとこう。
あと、炊事場をすぐ登った所にもスペースがありました。 何組かいても、プライベート感は確保できます。 E(下)のスペース。
勝古沢キャンプ場のここが好き!
まず、デメリットから先に言うと全体的に古くてあまり人に使われていないので場末感は否めません。 売店やシャワー・自販機・冷蔵庫など、設備に期待は禁物です。
ただ、トイレや流し台など、予めお客さんが使うと分かっている場所の清掃はめっちゃちゃんとされていました。 だから好感が持てるのです。
もう一点のデメリットは、これもうしょうがないんですけど蚊がダントツで多い。蚊取り線香&虫よけスプレーもしましたが、帰宅後確認したらかなり刺されてました。 平地で森林系ですから仕方ないか。 なので、まずオススメは春と秋以降の蚊のいない季節です。
で、何がいいかってやっぱり穴場な所ですね。 プライベート空間を作りやすい。 カップルキャンプに相応しい場所なのです。
2人きりで焚火をしながらホットワインを嗜む・・こんな大人の時間を過ごすのに非常に適しているわけです。
「旅の途中に立ち寄った感」があるのです! 持ってきた食材にありがたみを感じるのです。自販もないですし。
シーズンを外せばよりお客さんも少なくなるでしょうから、クリスマスにサプライズでイルミネーション頑張ってグランピング的なナイトを演出するのもいいかもしれません。
もう一点好きな所が”それでいて”14号沿いなので買い出しに行きやすい点。(さっきのと矛盾しますけど美味しいとこ取りみたいな感じ) オートだと他のキャンパーさんに気を使いながらいったん出て、また戻ってくる・・って考えるのも面倒ですが、ここは駐車場からスタートして、コンビニや道の駅がすぐでこの感じもなんか好きなんですよね。
という事で、蚊のいない季節にふらっと来るのにオススメ度超ー高しです。
トイレなどのギャラリー
多目的室のようなものが。舞台の合宿や何かの集会で使えそう。 やっぱり団体で貸切り利用すると良さそうですよね。
炊事場。 綺麗です。
トイレはくみ取り式。 しかし最大限に綺麗にしていらっしゃる!
9月上旬で最低気温が22度くらい。 天気予報の最低気温と変わらないので平地という事で。
朝、テントから陽が望めるように設置しました。 誰もいなければCの所がやっぱりいいですね。
まとめ
都内から近く、穴場のキャンプ場。ガイドブックにも載ってない事が多くオフィシャルHPも無い。 でも土曜日でも貸切ってわけでは無くて2組入ってるとの事。(我々は金曜日にイン) 日曜日が雨の予報でキャンセルもあって、3連休初日という、判断が難しい条件ですが。
川など子供が遊んだり探検するほどの広さは無い。ファミリーでのレジャーというよりは家族水入らずって感じ。 ハンモック的なのを試したい人はいいかも?
団体なら特別な空間を演出できそう。
慣れたカップルにオススメ。 ツーリングはバイクと共に過ごせられない。
高規格ではないトイレは汲み取り式。 自動販売機もないので水や飲み物など用意していくべし。
国道14号沿いで途中にいくらでも大型スーパー、すぐ近くに道の駅等いろいろあるので事前にチェック!
蚊がとにかく襲ってくるので夏場は必要以上くらいの対策を
おまけ
帰りの国道14号沿いにあった道の駅で、
千葉は落花生が有名ですが、この落花生のやつ試食したらめっちゃ美味しかったので思わず買ってしまいました。 抹茶がオイシイ。 これは流行りそうな予感。
後、行った人は気になると思う、隣の「ホテルTREE」露天風呂があるそうで帰りに風呂がてら寄ろうかな?とも思いました。 HP見る限りは豪華系で、休憩3000円くらいで、特別ルームも3500円という安さ。 これって2人でどっかのスーパー温泉的なのいっても同じくらいですよね。 まあ、行きませんでしたが。
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