ユニフレームREVOタープMレビュー・2人で使った感想
定番のユニフレームREVOタープM・・初心者向けにネットで評判がいいのを片っ端から買ったシリーズの一つですね。
こうして今改めて見るとアメドや焚火テーブル、コーナンラックに・・、ネットでちょっと調べて揃えました感が凄い。
初心者段階で何度か使って、さらに他のタープも2種類試した上でのレビューです。
ユニフレームREVOタープMのスペック
(ユニフレーム)UNIFLAME タープ/REVOタープ M/681305 uf-681305
ユニフレームのREVOタープM(Lもある)のスペックはコチラ。
・左右非対称な為、サイズ感が分かりづらいですが、高さが240㎝で、縦に450㎝のヘキサタープの一部が長いといった考え方をすると分かりやすいかも。
・ポール4本(メイン240㎝×2、サブ180㎝×2)
・サイズ:収納時:約69×17×17(高さ)cm
・重さ:約5.7kg (幕:約1.8kg、ポール:約3.9kg)
・ガイロープ、ペグ、ハンマー
・価格:19000円くらい
といった所でしょうか。
REVOタープMのここが魅力!
まずは、良かった点・魅力を考えていくと、
左右非対称の美しい形状
この左右非対称の形が美しいですよね。
これは他のメーカーのタープにも引けを取らないと個人的には思います。 ブランド戦略的にオシャレ感は無いのですが、久々に動画で見て「やっぱ、形状はめちゃカッコいいよな」って思いました。 これだけでも十分に利用する価値があると言えるでしょう
立て方もいろいろ
これは狭いサイトでこじんまり立てた図。 2つの長いウィングをどう使うか?がポイントですね。
頑丈でタフなセット
後は、これは私的にはデメリットにもなるのですが、ポールがスチールでめちゃ頑丈。 タープ自体もしっかりとしています。 軽量のタープ・アルミポールみたいな組み合わせと比べれば風が吹いても安心感があります。 スチールペグも重くて長いので最低限のタフネスはあるかと。
必要なものが全てセットになっている
そして、
必要な長さのガイロープ、ポール4本、ペグ、ハンマーがすべてセットになっている
という事です。 テントと違い、タープは意外と「幕とロープだけ」みたいな内容である事が多いですがこいつは全部が全部セットになっているのでこの辺は初心者向けともいえるでしょう。
という事で、良い点はこんな所でしょうか。
あ、あと光を反射するからサイト内が明るくなるという利点があるのを忘れていました。 意識していなかったので気づきませんでしたがこうしてみるとそんな気もしますね。
リストラされた理由
結局、リストラされたわけなので次に個人的に合わなかった点を・・
重い
私がリストラする理由はだいたいこれですが、総重量が重い。 ポールの数や大きさが違うので比較してもアレですが参考までに上から
・MSRランデヴー120:1.6kg(ポール×2)、
・タトンカタープ2tc:2.6kg(ポール×2)
・REVOタープM:5.7kg(ポール×4)
ポールが2本多いですが、少人数向けのタープとしては重い部類に入ります。 ポールが約3.9kgという事で、なんといってもポールが重いのでこれを交換すれば良いという話ですが、19,000円くらいするものに、さらにポールを追加購入というのはどうも効率が悪いような。
幕自体も厚みがあって(150D)重い。MSRのランデヴー(ポール2本込み)より重いじゃないですか。 それに耐えられるポールと考えると、交換するとしてもあまり軽いと折れちゃいそう。
なんといってもこれがメリットでもあるのですがそれを超えるデメリットかなと思います。
思ってる以上にデカい
そして、上の写真を見ても分かる通り(?)思っている以上にデカい。 ガイロープも長いです。
REVOタープMは2~4人のキャンプに適し、約10×10m程度の区画でも設営できるサイズです。メインポールの高さはLと同じ240cmなので、それほど狭く感じません。
という説明があったので2人だからこれだなって思いましたが、
こちら、左上がバンドッグの3~4人用のタープ。 右上がREVOタープM。 俄然大きいですよね。
下のがスノーピークの「HDタープ“シールド”・ヘキサ(M)」でコチラはamazonでは4人用となっています。 ポールとポールの幅はさほど変わりません。
なので、やっぱり2人だと大きいかな~重いし。 というのが一番の感想でした。
ちなみに、ウィングを閉じた写真を見ると、大きく感じないと思いますが、
これ、実際ピンと綺麗に張るお手本が、
これなんですよ。 このお手本通りに立てると設営しようとするとなかなかの広さが必要。
説明にある「約10×10m程度の区画でも設営できるサイズです。」って書き方だと、
「どの程度か分からんけど、狭い所でもOKなんだな」って思っちゃいますよね。
10×10m程度の区画と聞いてどのくらいか想像出来ますか?
例えば、若洲公園キャンプ場なんかだと、10×10m程度の区画なんてありません。 まあここは狭い方ですが、8×8mくらいが平均で、実は10×10mは広めの方なのです!
タープ立ててテントも立てる・焚火もタープの外でする・車も入れるとなるとやっぱり伸び伸びと張るのは難しく、木を利用したり片側は降ろしたりとお手本通り立てられないのです。 これは初心者にはキツい洗礼です。
参考:オートキャンプ場の区画サイトって1区画平均的にどのぐらいの大きさなんですか?
初心者は区画サイトに行きがちで、そこでお手本通りだと立てられないって、2人で使うと全然初心者向けではないでしょう? ズバリそうでしょう?
お手本のようにロープをなるべく遠くに張るのが綺麗に張るコツでもあるので、狭い範囲で上手に張るのには苦戦するわけです。
しわ出来とるやないか。 という事で、その後追加の短いロープが付属されるようになりました。(入ってるのに今気づきました。難しいと思ったんですよ)
REVOタープって本当に初心者向けなの?
雰囲気的にREVOタープは始めたばかりの人が持つイメージってないですかね? 実際、何をどう見たのか分かりませんが私もこれをファーストタープに選んでいます。 アメドや焚火テーブル含め、「とにかく初心者はこれ買っとけ」みたいな感じで選んだと思うんですよ。
ユニフレームのブランドイメージである「定番」「初心者向け」というマジックなのか? 他にもブログ等で”初タープ”として紹介している人が多い印象です。
でも、別に初心者向けじゃないよねというのが感想。
なにせ、左右非対称ですから写真で見れば簡単そうに見えても、実際広げて立てるとどの向きにどうすればいいのかがよくわからず、幕も重くて設営が難しいしポール太くて長かったので慣れるのに苦労しました。
価格が安い事も初心者向けの条件ですが、19,000円は今思えばそこまで安くはない。
唯一、「ポールもロープも全部セット!」という点が初心者向けですよね。 スノピやモンベルでさえもポール別売り。
まとめ
まとめると、まず他にも候補があるなら重さに注目。
そして、Lが本家で、Mもあるよ的な言い方で小さめなのかと思いがちだが結構デカい。
改めて見ると形は美しくカッコイイ。
綺麗に張るには広さが必要だし、狭く張るにはコツが必要になるので、少人数の初心者には向いていなかった。
でもこなれた人は買わなさそうだし・・という点がわりとREVOタープのもどかしい点な気がするんですよね。
軽くてこの形状でついでにコットン混じりだったら欲しい。(コットン混じりのは最近出たらしい)
REVOタープの立て方と畳み方
とりあえずは公式動画を。
左右非対称のREVOタープは畳み方も苦労します。
毎回同じだとクセがついちゃうので良くないですが、綺麗にたたむ一例を。
メインポールを立てた端と端・・黄色と黄色で折ります。
中央のハトメを合わせるようにすると良いでしょう。
こんな感じにおります
目印は、折った時に縫い目が揃うように
もうまた畳みます。 これも、
折り目が目印
そのままロールしていきます。
これで大体収納袋と同じくらいの大きさ。
その他ギャラリー
小川張り。
ちなみに、ポールの径が太いのでランタンハンガーを買う際には注意しましょう。
180㎝のポールに変更してみました。 これで片側だけポールで上げるといい感じ。
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