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ケロ沼・火器沼とは? ケロシン系ランタンやストーブにハマる7つの理由

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まんまとハマってしまいました、ケロ沼・・火器沼ともいいますね。 ※写真はoptimus No.00

ケロ沼・火器沼とは?

ケロ沼のケロは、ケロシンの事で灯油の事です。

ケロ沼というのは灯油が燃料のランタンやストーブ(バーナー)に魅せられてハマってしまう事を指します。

ハマっている頃にはおそらく”ビンテージ”品に魅せられている人が多数だと思います。

 
そして、例えば人気のoptimus8R(左)やSVEA123(右)なんかはケロシン系の火器に似ていますが、ホワイトガソリンが燃料です。

という事で、ケロシンに限らずもう少し広い定義で火器系にハマってしまった=火器沼等と言う場合もありますね。

この沼はヤバいです。危険です。 火器だから危険という意味ではありません。

ハマると沼が深い!というヤバさです。 必要ないのに2台、3台・・と買ってしまうのです。

「ゆーても、まだ始めたばかりでしょ?」

「いくつか買ったくらいで沼を語るなよ?」と、思うかもしれません。


いや、マジでヤバいです。

お正月休みで暇だったってのもあるけど、短期間で我ながら結構イっちゃってると思います。 気づいたらこんなんでした。いや、これに収まり切れないくらいです。

何故ハマってしまうのか? その魅力と心理を解説します。

ケロ沼への入り口


まず、ケロ沼への入り口はいろいろ!

武井バーナーからの入門。


冬キャンプをするぞ!となって調べていると、最初はアルパカストーブやフジカ等が目につくのですが、これが灯油が燃料ですよね。

そしてもっと小型なストーブは・・?と調べていると出会うのがこの武井バーナー301A(501や101も現行で販売中) 恐ろしいカッコよさ。

そしてさらに探すと、マナスルヒーターに出会い、マナスル121という日本の灯油ストーブに行きつき、そこからはprimus21だのoptimus00だのSvea121だの・・と、マナスル121の元となったスウェーデンのビンテージストーブにたどり着くとそれはもう沼に足を踏み入れています。

ペトロマックスやヴェイパラックスからの入門


ブログやインスタ、雑誌でオシャレキャンパーさんが使っているメインランタン、コールマンじゃないぞ? C-3POみたいでカッケーぞ! という入り口もありますね。 そしてこれらを買ったり、安めのバタフライやシーアンカーなどの中国ランタンで落ち着けばよいのですが、現行のは中国製だと?じゃあビンテージで探そう。 と、一歩踏み出すともうそこは沼。 ヴェイパラックスM320のビンテージ品に興味を抱いたり、前身となるTillyだの、その他Radiusだのoptimusだの・・と、メインランタンを探してケロ沼にハマっていくパターン。

そして、燃料の統一化でストーブとランタン、どっちもケロシン!

その他としては、フュアーハンドランタン等のハリケーンランタンや、ラピュタのカンブリアンランタンもケロシンなので、燃料統一化で・・という流れもあるかもしれませんね。

そして手持ちのコールマンのケロシン化改造なんて道もありますね。

ケロシン火器にハマる理由

さて、先ほどは入り口あるあるでしたが本題の、何故ハマるのか? 何故その沼は深いのか? を考えてみます。

よく言われるのは灯油は燃料として安いから。とありますがこれはきっかけに過ぎません。

ビンテージ品を点灯させる苦労と快感


なんといっても、加圧式のケロシンランタン及びストーブは点火前に予備熱(プレヒート)という儀式を行って気化させないといけなかったり、何かと炎上しがちと、扱いに苦労するのが特徴です。

キャンプや登山にハマる理由にも少し共通性があると思うのですが、わざわざ苦労する事をして達成してヤッター!っていうこのドM根性っていうんですかね?

これをビシビシ刺激してくるんですよ。

新品でもいきなり炎上するとも言われているケロシンランタン。 これがビンテージの中古品となればもう、ランタンはおろかストーブでも一発で火が付くなんて事はなく、圧がどこかから抜けてる・・パッキン交換して・・ねじの緩みはないか?などトライ&エラーを重ねた結果、点灯してくれるのです。

そう! トライ&エラーこそが最大の魅力なのです!

ドラクエで「”カンダタ”にコテンパにやられた時がドラクエ史上テンションがマックスだった!」って気持ち分からないですかね? それがキメラやバーサーカーとかでもいいんですけど、あの強さを体感した上で、装備を整えて準備をする事で退治することが出来た時の達成感。 これなんですよ。

上のは「オプティマス1200」ですが初めてだったので安定した点灯に1か月以上かかりました・・(単純にニップル交換で解決でしたが、分からなかった) ちゃんと点灯した時には、そりゃあもう快感です。

かつ、構造上はいい按排の複雑さであり簡単さでもあるので、1930年代くらいからの物でもメンテ次第で使えてしまうから余計に「何十年もの時代を超えて光った・・!」という喜びがあるのです。

真鍮(ブラス)製品だから

ビンテージのケロシンランタン・ストーブにハマる理由として、素材が真鍮(ブラス)だからというのも大きいですね。

先ほども書いた通り、真鍮は錆びないので古くても復活させる事が出来るのです。

そして、

磨くと光る

これも強烈に脳天を直撃する要素ではないでしょうか? 半世紀以上前のものが磨けばピッカピカになるのです。 ぴかぴかにせず経年劣化に喜びを感じる方もいますし、ブラスの魅力ってのはやはり大きいですよね。

オークションでの宝探し感覚


そして、廃盤品・ビンテージ品なので基本的にはオークションで(一部専門webショップを除く)探す事になるのですがこれがまたハマってしまう要因が多い。

まずは、いろんな国で生産されて生産終了になっているので、「レア物」というのが存在しますよね。 自分が欲しい物がそんなに頻繁には出てこない。 だから毎日スマホで探すんですよ。

そして、ビンテージ品なのでよくわからずに出品している人も多く、相場もハッキリしていないので時々安値で買える事もあるわけです。 オンボロのジャンク品を安く買ってピッカピカに磨いて点火させたらやったぜ!って思うのは想像つきますよね?

そして、オークションを見ていると自分の知らないモデルやメーカーの物が出品されたりして、それをまた調べる事で自分の頭の中でどんどん図鑑が出来るんですよ。

この感覚は、コレクション要素のあるゲームにハマる要因に似てると思うんですよ。

安い!と思ってつい買っちゃう

そして、ポンポン買っちゃう理由としてコレクター要素というのもあると思いますが、ヤフオクにハマって毎日見ているとだいたいの相場が分かって来ます。

先ほども書きましたが、「え、これがこの値段?」て思うとついついポチっとしちゃうんですよね・・ 最近はヤフーが勝手にオススメしてきますからね・・これが魔の手なわけです。

ケロシン系のメーカーをメモ程度に

スゥエーデン・・optimus,radius,svea,primus
ドイツ・・geniol,petromax,Hasag,Aida Express,standard
イギリス・・tilly,Bialaddin,vapalax
オーストリア・・phoebus,Ditmar(ドイツ製のditmarもあり)
オーストラリア・・austramax(コールマン系),Aladdin
日本・・マナスル,武井バーナー,カミシマ,エヴァニュー,バタフライ(フシミ製作所ver)。 ランタンは少ないので、一応ハリケーンのwinged wheelも。
中華系・・バタフライ、シーアンカー、鉄猫,Santrax(petromaxと同じ)
アメリカ・・coleman,Britely(petromaxと同じ)
インド・・GOLDMOHAR,philips

自分用のメモ程度です。どんどん知識が増えていくのが楽しい。 これにoptimus1200だの200だの300だの・・と大きさや形の種類があって、脳内図鑑が面白くなってきます。

まとめ


という事で、ご家族をお持ちの方はよっぽど理解をしてもらえなければ怒られるのは間違いなしですが魅力は凄いです。 毎日ピカールで何かしらを磨いてます。 少しずつ記事にしていく予定です。

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