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ガイロープを自作!パラコードでタープ用

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ガイロープ自作の記事です。

ガイロープが付属していないタープ販売も多々ある

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こちらの、タトンカタープ2tcは、ポールは別売りで、ガイロープは一応赤いのが付属していましたが、自在がプラスチックだしショボいので実質幕だけの販売。

こういう商品は海外モノ等ではたまにあります。  この時はお古のREVOタープのロープやペグ・ポールを代用しましたがタトンカタープ2tc専用のガイロープを自作してみました。

パラコードでガイロープを自作


キャンプ用としてガイロープは売っています。 色的にもこれオススメ。

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だけど、ネットサーフィンしているうちに「なんや、このパラコードっちゅーので自作するのがツウなんかね?」と、思わずロスコのパラコードを購入。

パラコードとは元々パラシュートで利用する為に作られたロープですが、耐久性が強くて軽くて乾きやすいという事でスニーカーの紐だったり、テントの紐としても普通に使われているアイテムなのです。

軽いってのも惹かれたし、雨が降った時に乾きやすいのも良いですよね。


そして、いろんなカラーが選べるのがぐっと来ちゃいました。 ipodの戦略と似ているのですが、1点だけ買うと別になんて事ないのに、何種類も並んでると「ぱぁぁぁ~~」って気分になるんですよね。

ちなみにこの地味~な色にした理由は、ポールが赤で自在金具も赤だと、赤赤しすぎじゃないか?

という不安が一点と、

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いや、もっと明るくてタープの色に合わせたつもりだったんだけど・・

という思ってたんと違った要素が1点。

価格はガイロープとさほど変わりません。 キャプテンスタッグならガイロープの方が安いかも。

アルミ自在も購入


そして、アルミ自在を購入。 エリッゼのを買いましたがノーブランドでいいの出てました。 300円。 MSRの丸いやつとか、三角で穴が3つ空いてるやつとか、モノのいいのは沢山ありますがまずは最低限ので試してみます。

購入するものは以上です。 どちらにしても安いので改めてカスタムしてカラーを楽しむのも良いと思いませんか?

ガイロープ自作の仕方・自在の通し方

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では、作っていきましょう。 順番はどうでもいいですがカットした途端、中から繊維がどんどん出てきちゃうんでライターで炙ります。

なんか不細工ですがこれは炙りすぎ。

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火加減が分かってくると後半はこんな感じに。

ガイロープの長さは何センチがいいの?

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さて、ガイロープを自作する上で一番欲しい情報が、「何センチに切ればいいのか!?」ですよね。

ポールの高さとタープの立て方によるので答えが見つかりづらいのです。

まず、一番上の画像を見るとイメージわきやすいですが、ポールを結ぶロープと、タープ直接のロープでは必要な長さが違います。

しかし、ここは大は小を兼ねる方式で統一にした方が良いと私は判断しました。 毎回決まった立て方をする場合は完璧な長さにして、後でわからなくならないように、タープのハトメに結んだまま収納するってのが超スマートですが、タトンカタープはいろんな立て方出来ますよってのが魅力の一つですからね。

話が長くなりましたが、ロープの長さはポールの長さ×1.5というのが定説でありました。 なので、180cmのポールの場合は×1.5=270㎝あればよいという事ですね。

ただ、それだとパッツンパッツン。 最初は緩めにセットして、自在を使って調整をするという感覚ならもっともっと余裕があった方がよいです。

という事で、なんとなくキリがよい350㎝にしましたが、実際この長さでよかったです。
ちなみに、REVOタープはメインポール2本に対して、2本長いロープ(2倍)があってそれはそれで便利でしたけどね。 作る側になると、2本使えばいいじゃん・全部統一してた方がいいじゃんって考えが上回りました。

自在金具の通し方

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カットしたら片方の先端を結んで、自在金具に通します。 ここはカッチョいい結び方しなくても普通に一周させるだけでよいでしょう。

で、通し方なんですけど本当はこれでOKなはずなんです。 REVOタープ付属のも最初からこうだったし。

ただ、ここで自作ならではのイレギュラーがありまして、

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実際使ってみると、ズリズリ・・っていつの間にか滑ってズレて来たのです。 部屋でぐっと引っ張ってみた時は大丈夫そうだったのに!

現場でこれはテンパります。

パラコードの細さと、金具の穴の径の関係で、ロスコのパラコードは説明見たら(3mm~4mm)とあいまいな表記がありました。 エリッゼの自在金具は直径6mmで対応が3mm~5.5mmとあるので、まあギリギリセーフ。 ただパラコードはガイロープよりも表面が滑りやすいと感じたのでそのせいでズレ落ちてきたのかと思います。

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この自在の方法にしましょう。

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そしてもう片側は、このようにモヤイ結び

モヤイ結びの結び方

検索しても画像だと分かりづらいので、

この動画が一番分かりやすいです。

もし、スマホで見てて画像の方がいいって人の為に一応自分も解説を

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まずは、①まず、6の字を作ります。 根元が下。 ここがポイントです。

その後、②で出来た輪っかに先端を通すのはあまり間違えないかと。

③は、単純に根元の下に先端を持って来るだけなのでこれも簡単。でもポイントです。

で、④は②で通した穴に根元をまたいで再び通します。 これが画像とか絵だとすでに複雑になっちゃっててわかりづらいんですけど、ポイントは①~③で最後に通す穴をキープしておけば割と分かりやすい。

コツは、簡単そうに見える①と③の「根元が下」「根元の下」ここです。 結び方を覚える時もこの2点を抑えるとすぐに覚えられます。

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という事で完成。 最低限必要な6本用意しました。 まだパラコードも自在金具も余っています。

長さが短くなったのもあるけど、REVOタープのロープセットに比べたらとんでもなく軽くなりました!

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実際に180㎝のポール・タトンカタープ2tcで使用した画像がコチラ。 面倒な要素だったので省略しましたが、手前のは多分270㎝に10cmだけ余裕持たせて作った280㎝のロープ。 これだと180㎝のポールに使うには短かったですが直接だと長め。

全部同じ長さで揃えるとしたら、タトンカタープ2tc、180㎝のポールの場合は、310㎝~余裕をもてば350㎝で。

いつも決まった張り方をする場合は、まず余裕を持って作った後に、それぞれの長さに再度切ればよいですね。 そしてそのまま幕につけっぱなしにすれば設営がめっちゃ楽になるでしょう。

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