ツーリングソロキャンプ(秋)で10の失敗!in道志の森キャンプ場
バイクツーリングでソロキャンしてきました。 in道志の森キャンプ場・・標高は500m程、紅葉キャンプで11月12日~一泊。 暖かめの日で、最低気温が5度くらいかと。 夏の北海道ツーリングよりも少し寒めか。
初ツーリングキャンプでかなりの失敗をしてきましたのでその様子をお届けします。
ツーリング1泊キャンプ持ち物リスト
今回の装備。一泊で自炊(夜・朝)、ローチェアで夜は焚火でまったりを想定しています。
・シュラフ(ISKA エア280Xショート)
・テント(Brooks-Range Mountaineering プロペル)
・チェア(ヘリノックスの類似品)
・LEDランタン(ジェントスの)、ヘッドライト、もう一個LEDライト
・サーマレストマット×2(ソーライトSとプロライト4♀)
・グランドシート(OGAWA)
・ガスボンベ(OD缶)とガスバーナー(やっすいの)、固形燃料(念の為)
・コッヘル×2(でかめ)、箸とかスプーンとかのセット、ステンレスマグ、シェラカップ
・チャッカマン、ジッポカイロ、カイロ、Ipod、ゴミ袋、おしりふきシート、軍手
・ハンマー(スノピの廉類似品)、ペグの予備
・あと写真に載ってないもので、サバイバルシートと食料って所でしょうか。 ウィスキーも持参(コンビニで買える。プラなので軽い)
といった所です。道志の森キャンプ場なので直火OKなので焚火系のグッズは無し、その代わり地面が硬いので強めのハンマーを用意。同じ理由でペグは新品のいいやつ壊したくなかったので壊れれてもいいアルミV字を持参。 テーブルは、焚火用に薪を買うからそれを並べてウッドテーブルにすればいいじゃん!という事でローテーブルをカット。
これらを、このようにまとめます。(右下のはダウン。迷った結果持っていきませんでした)
バックパック(40リットル)の方が、重量が6.6kgに収まりました。
このバックパック、今度レビューしますがEquinoxのPamolaというモデルで、455gしかなくてカッコよくて気に入っています。(腰のバンドは外しています)
春分Pamolaハイキングパック、ブルー(18500円くらい)
amazonの写真だとダサいんですけど、実物は相当カッコイイです。 サーマレストのマットが2枚もある理由は、バックパック自体がマットで型を作るみたいな仕様になっているんですよ。(その分軽量化に成功している) 自分が持っているソーライトがSサイズで、先日マットからはみ出た足が寒かったのでプロライト4を買ったわけですよ。 あったかいしより快適だからいいかなーと持っていきましたが、最悪ソーライトレギュラー1個あればよかったワケです。 この辺りが失敗その1ですね。
で、あれ?ツーリングキャンプなのに登山並の軽量化じゃない? そこまで金かけて軽量化にこだわる必要ある?
荷物をバイクに積んでる写真が見たいよ。
って思うかもしれませんが、
※写真はイメージです。
冗談抜きで、自分のバイクはこのバイクとほとんど変わらない状態(※車検は通ります)で荷物を積む所がないのです・・ なのでバイクが全然ツーリングキャンプ向きじゃないってのが失敗その2でしょうか。
逆に、こんなバイクでもキャンプ楽しんできてやったぜ、その為に軽量化を考えていろいろ買うぜってのでテンション上がってるので失敗ではないんですけどね。
という事で、荷物は積まずに全部背負って出発!
雨降ってきたーーー、話が違うじゃないか
天候による失敗
天気予報によると昨晩から雨は確かに降っておりまして、でも雨雲が西から東へ移動しているので東京で雨が止んだら出発してOK。 って感じだったんですよ。 道志村の天気予報も12時には確か晴れだったような。
しかし、東名-圏央道-相模原インターを降りたあたりから小雨ですが雨に降られてしまいました。
いつもなら、ツーリングでもキャンプでも、天気関係なくカッパなりビニールシートなり、雨装備を必ず持って行くのに、今回は軽量化に気を取られすぎて、完全に雨上がりの太陽を勝手に想像しちゃってました。
マットもちょい濡れ。
という事で、途中ヤバいと思い相模原インター近くのコンビニで1時間ほど雨宿り・・ どんな時でも雨が降った時を想定しましょう。 特にタオル。 これが最大の失敗その3ですね。 てか、タオルは雨関係なく普通に使うじゃん。 忘れただけです。
カメラのピクチャーなんとかやホワイトバランス
そして、到着。 曇り空だけど、紅葉だー紅葉だーと写真を撮ったのですが、家で見たら鮮やかさの欠ける写真を量産してました。 買ったばかりのコンデジは10年前のよりも少しだけ複雑でした。
到着~テント設営
翌日奥の方行ったらもっとよさげな所あったのですがここで時間をくって暗くなるともっとヤバいので、以前来た時も利用したあたりをチョイス。マップでいう左下の橋渡ったあたりの川沿い。 地面を確認してペグが刺さりやすそうな事と、紅葉と小川がそこそこ楽しめそうという点を重視。 ベストはもっと先にあったっぽいけど、ここは無難に即決してよかったです。
さて、テントはBrooks-Range Mountaineeringのプロペル。 ソロ用にルナーソロLEを持っているのですが、隙間風が寒いのではないだろうか・・と散々迷った結果、軽くて4シーズン対応だったのでこちらを新調。 ただ、これ建て方は動画で事前確認していたのですが開封は初めてで、
翌日になって「あれ、紐あったんだ」 とか気づくわけです。 ペグはヘリノックスで有名になったDAK社のいいやつだったので、道志は硬いからもったいないな~と思い予備のペグを持って行ったのです。 紐も結ばれているわけではないのでこの辺をちゃんと確認・ガイロープをちゃんと作っておけばよかった というのが失敗その5
テントの中はこんな感じ。プロライト4は膨らませます。
一人夕食
夕食はサッポロ一番。 キャンプ飯は普段食べ慣れているものこそ、違いが分かる・ありがたみが分かるものなんですよね。
コッヘル内に保冷剤を入れて豚バラと、この黒いちっこいのは・・
ガスバーナーです。 1000円くらいの安っすいやつ。
類似品
丁度良い木の段差があったのでジェントスのランタンで、それっぽい雰囲気醸し出してきました。 よくわからんけどジブリ感が出てます。
当初予定していた買った薪をテーブルにしよう作戦は、たまたま管理人さんがおらず失敗。
さて、安っすいバーナーですがそれなりにすぐお湯沸きます。 これは事前にチェック済み。 こんなんでよかったんや!って思います。
サッポロ一番が入る大きさに合わせてこのでっかいコッヘルを用意したわけですが、後日、無理だと思ってたメスティン(小)で作れちゃったんですよね(メスティン(小)でサッポロ一番は作れるのか)・・なのでこんなでっかいの持ってこなくてよかったんや!というのが失敗その6。
しかし満足。
この頃には薪も購入出来て、こんな感じに。 本当はバラして組み立てたかったけど地面が濡れてまして。
やはり、UL(ウルトラライト)テーブルがあると絶対イイ。 失敗。 買いたいリストに追加されました。
焚火で薪に火をつけるコツ
さて、失敗その8です。 道志の森キャンプ場で購入した薪が、ワイルドすぎて太いんですよ・・忘れてた。
いつもなら、火起こし器で炭に火をつけ焼肉をして、残った炭で薪に火をつけて焚火という流れですが今日は1から薪に火をつけなくてはならない。 その辺の小枝はびしょびしょ。
着火剤は持参していたけど、湿度高いしかなり不安だぞこれ・・という思いから一応石で火起こし器の原理・かまくら原理を意識してこのように設置してみます。
着火・・! うお!? いい感じ・・!? 煙突効果のイメージ!
しかし撃沈・・ その後、調理用のガスバーナーを使ってみたりしましたが翌日のみそ汁の為にガスを残しておこうと思い断念。
バトニングで薪を割る・削るべし
火種から徐々に大きいものへ点火していくのが焚火のコツなので解決法としては、山の中から小枝~中小の木を拾ってきて燃やしてやる事だったのですが雨に降られたのが痛かった。
そうなると購入した薪をバトニングで割る・せめて削って火種を沢山作るってのがセオリーなのでしょうが、そもそもナイフを持っていない。 これが失敗その7なのです。 買いたいけどそこまで必要に迫られなかったナイフが買いたいリストに追加されました。
ただ、薪となると定番のフォールディングナイフじゃダメか?
寝ます。 靴がびしょびしょ。
寝る時の服装や結露対策は?
バイクこそが一番寒いので、予め着ておいた防寒着を脱ぐだけでOKとして、どこまで着て寝るか。
上はヒートテック・サーマル・フリース、
下は写真にないけどヒートテック、ウィンドストッパー(バイク用)、フリース裏地のユニクロのパンツ
というスタイルで寝る事に。
そして、テントがシングルなので結露でシュラフが濡れないようにサバイバルシートを持って行ったんですよ。
ほら、こうすればテントからの滴もガードじゃん?
既に暖かかったので持参していたカイロ類は使わず就寝・・
あついんじゃ!
暑くて目を覚ましました・・ なんかもう、いろいろ要素があるんですけど、
まず、サバイバルシートの内側がびっしょり結露・・これは痛恨のミス。 ケチらずシュラフカバーを買うべきだった。 当然、シュラフにも水滴が沢山ついてる。
そして、ユニクロのフリース上下を暑くて脱ぎ、足のウィンドストッパーもなんだか足が呼吸できていないんじゃないか?と脱ぎ、のどが渇いて冷たい水を飲み・・
そのまま寝てしまい・・
さむいんじゃ!
寒くて朝4時頃に目が覚めました・・ もう原因がいろいろすぎで。 防寒の準備は足りてたと思います。 テント内の室温が8.5度。外は5度くらいかな。(結露警戒で外気を入れる為に前室との境目のチャックを少し空けてある状態)
多分、イスカ280x+シェラフカバー+ジッポカイロ+ヒートテック上下・フリース上下くらいが丁度良かったかと。
さらに、夜は乾燥した空気で喉が乾くのでマスクをするか、夜お湯を沸かして水筒に入れておく等の対策をすればよかったなと思いました。
超撥水「ナイロン66」という撥水加工されているようですがシェラフが濡れるとテンション下がります。
ちなみに、シングルウォールだしテント自体の結露は?というと、通気に気を付けてたせいか、外が言うほど寒くなかったせいか、汗かいてるな~程度でした。 これは数回いろんなシチュエーションで試さないと分からないですね。
朝を迎えて帰宅
朝食はみそ汁
そこにおにぎりを落として猫飯。 これ、たまにキャンプでやるんですけど見栄えは悪いが、美味いんですよね。 冷めればまた火にかける。
いつも使ってるSOTOバーナーST301だと、火が広がりすぎてシェラカップの取っ手も熱くなってしまいますが、このやっすい奴ならいけそうか?
全然、熱くなかったです。多分。
アップルティを嗜む。 淹れ立てのコーヒーとか憧れるのでいつか。
やっとほっこりし始めた時・・
やっと陽が照らしてくれました・・!!
なんか、凄い嬉しい・・
シュラフを陽に当ててやります。 濡れた上着やグローブを乾かします。
天気って素晴らしい!
必需品のおしりふきシートで全てを綺麗にして
終了。
帰りの道も気候的に最高に気持ちの良いツーリングとなりました。 ・・が、肩がつらくていつもの3倍疲れました。 この装備でバイクで日々移動しながら連泊するのはキビシー。 さらなるリュックの軽量よりはバイクに詰む事を考えよう。。
買えばよかったもの:ナイフ、シュラフカバー、バックパックのレインカバー
いらんかったもの:マットは1つでよい。バーナー不安で持って行った固形燃料、ペグの予備、サバイバルシート、でっかいコッヘル(メスティンでよかった)
忘れたもの:タオル
初ツーリングソロキャンを終えた感想・・ソロキャン自体が楽しかったかというと正直分からなかったですが、今、物欲がガンガン押し寄せてきています。毎日がヤバいです。 ナイフとか見ちゃったらピンキリでヤバい。 ソロ用のテーブルや焚火台など、カップル車キャンプ目線でスルーしていたアイテムが見につく、目につく・・軽くてカッコイイのいっぱいある。ヤバいヤバい。
つまりは今回の失敗を次回克服する為にアイテム見直しにテンションがあがり、試すためにまた絶対行きたいと思ってしまう。
キャンプにハマる理由ってここに尽きるような気がします。
去年道志で次の日薪をいただきました。変わったバイクでしたね。またいつか!
こんにちは(^^) 1年ぶりの正にこの時期でしたね^^
お使いになられていた小さな焚火台がずっと気になっています^^ 更新こそストップしていますがまたどこかで^^
ピコグリル398デスよ。使いすぎて潰れてるんで小さく見えました?別れ際にポットと言われましたがイルサのマキネッタです。更新楽しみにしてます。