テントに防水加工をすべくポロンTを塗布してみました(防水剤の選び方)
中古でテントを購入したら加水分解して匂いもあったテント、記事はコチラ
テント専門のクリーニング&撥水加工をしてみたけど流石に加水分解が回復するわけではなく、やっぱりこのコーディングがボロボロの見栄えは気になる・・匂いも少し残ってる記事はコチラ
その後、「重曹」で完全にコーディングを落とすという流れになり >>記事はコチラ
めっちゃくちゃ綺麗!ピッカピカ! になったけど、防水加工が完全に剥がれたので、
陶芸 溶剤 シリコーン ポロンT 1kg |
防水剤塗るぞー!
という記事です。
テントの防水剤はどの商品を使えばいいの?
いろいろとネットで検索した結果、私は上で紹介した信越化学工業の「ポロンT」を防水・撥水剤として利用しました。
調べた過程だと、まず防水と撥水は違うんだっていうのが分かりますね。テントクリーニング.comでも撥水であって防水じゃない事は書いてあります。
テント用強力防水液(テムポ化学 TEMPO パラウエット)
WHITEPRO の強力防水剤(テント&タープ用防水液剤とamazonでは謳っているが・・)
等が候補として挙がりましたが、いづれも店舗等のテント用で、
強力すぎて通気性が損なわれすぎる・・窒息・・?
等の要素があり、グランドシートやインナーの下の部分・およびタープにはいいかもしれないけど、
フライシートに使うにはベストではないのかな、といろんな記事を見て判断しました。
陶芸 溶剤 シリコーン ポロンT 1kg |
という事で、こちらのポロンTが今の所は防水剤として実際にテントとして使った評判もよろしいようです。
小川キャンパルの「塗る防水剤」なんていう商品もあったようですがもうなくなっていますね。
ポロンTを塗布してみた!
という事で、ポロンTを塗ってみた体験談。
事前情報で、
・速攻乾く、塗ってるそばから乾いていく
・溶けるから容器はプラじゃないほうがいい
・さらさらの液体なのでハケで塗るがよし
・シンナーの匂いが強い
との事で、上記のグッズを用意しました。
テントを張って塗るものだと思っていたのですが、「すぐ乾くならベランダでよくない?」と思ったわけです。
さて、イメージではさすがにこんな風に干して塗ると思うと思いますが、液が下にガンガン垂れていくので
こんな風にビニールシートの上に置いて塗っていきました。
インナーは広げられたのでまあこれでよかったです。
ちなみに表に塗るの?裏に塗るの? という疑問が浮かぶと思いますが、染み込んで漬け込むような感覚になるのでどっちでも変わらないです。
で、フライシートはやっぱりテントを建てた状態で塗布すればよかったかも・・
なんというか、まんべんなく塗れないんですよ。
少しずつ丁寧に塗布するのがダルくなってきて、わりとドバっとかけてハケで延ばすという作業になってくるのですが、ビニールシートもびちゃびちゃになって。 ひょっとしたらビニールシートの汚れが付着してしまっているかもしれません。
とにかく、よく見ると綺麗に塗布できませんでした。
シンナーのにおいにつつまれてこの狭い空間でどこまで塗ったっけ・・と気を付けていたのになったり
もう発狂しそうになりました。
テントを張った状態ならきっと冷静に・丁寧に塗れたのかなと思うのです。
乾いてるけど一応干します。
完了!
ああああ! 注意点ですがロゴがプリントされている場合、シンナーでジュワっと溶けて剥がれます。正確には剥がれませんでしたが、ジュワッとなりました。
次は、シームテープ貼りです。
いつも興味深く拝見させていただいてます。ありがとうございます。
ポロンT塗布後の防水(撥水?)状況はいかがでしょう?
現在、加水分解でベタついているテントの処理を検討しています。
教えていただけると助かります。
コメントありがとうございます。
雨が降らなかったのでよく分からないというのが正直な所です。 申し訳ございません。
全体的な感想としては新しいのを買った方が良いとは思いました。