Helinox(ヘリノックス)の廉価版(Whiteseekなど)ってどうなの?実際に買って比較してみた
聞いた事ないメーカーのヘリノックスっぽいやつが安く売ってるけど、これ実際どうなん?
と思った事ありませんか?
Helinox(ヘリノックス)のチェアーについて
ロースタイルのチェアといえば、
ヘリノックスですよね。
韓国のブランドですが、モンベルが大々的に取り扱いをして、いまや一択と言っていい程の人気アウトドアチェアーですね。
どっちが先かわかりませんが、エーライトとの2強だったはずが、日本ではもうHelinox1強と言ってよいのではないでしょうか?
コールマンが後追いで似たようなモデルを「やや安値」でリリースしてきました。あと一声安ければ・・
「チェアーワン」や「コンフォート」等種類がいくつかありますが、私はコットンのコンフォートを使用しています。
個人的には、アパレルブランドとコラボしたり、昔より値段も強気になってきて(円安の影響もあるかもしれませんが)「なんだか鼻につくな~」という印象に変わってきています。
はい、前置きが長くなりましたがamazonや楽天でよく見かけて
聞いた事ないメーカーのヘリノックスっぽいやつが安く売ってるけど、これ実際どうなん?
と思った方はいるのではないでしょうか? そのレポです
White seekアルミチェアとヘリノックスHerinox比較
Helinoxコンフォートと同じ形っぽいのを買ってみました。
amazon:WhiteSeek アルミチェア 折りたたみ椅子 アウトドア コンパクトチェア 軽量 青 ブルー オレンジ 赤 レッド 黒 ブラック登山 (マスタード)
叩こうと思ったわけでなく、これで変わらなければこれでいいじゃんっていう考えです。
ちなみに中国の卸業者が大量に安く販売しているもので、それにロゴを付けて販売するという流れなので同じ商品でもいくつかのメーカーのロゴがついてネット等で販売されています。 私が買ったのはWhiteSeekという名前を付けて販売されていたこれ。
価格は1/3~半額くらい
価格は5200円でした。
意外と高いなと思いましたが、Helinoxのコンフォートが14000円くらいなのでおよそ1/3くらいの価格なのですね。
素材が決定的に違うのでコンフォートのポリエステル版の、「タクティカルチェア」(13824円くらい)と比較してもまあ1/3くらいですね。
造りの違いを比較
さて、こっちはこうで・・等比較しようと思っていたのですが、
あれ・・廉価版というよりもコピー商品と言った方がよさそうな気配がしてきました・・
こっちでいいじゃん!という結論になるつもりで購入したのですが雲行きが怪しくなってまいりました。
右はDAC社のマークがついています。 形はほぼ同じ・・質感の違いはなんとなく伝わりますかね。
ポールは、つなぎ目の長さが若干違います。
(高さもよく比較すると若干違います)
さて、レビューで一番多かったのが体重をかけると廉価版の方はズボっ!と突き破ってしまう。↑この部分。
って事で、ここが一番注目ですね。 写真でもなんとなくわかると思いますが、確かに廉価版は造りが甘いです。 角度とか。
あと、ヘリノックスはこの部分の素材がちょっと違いますね。マットな触り心地の「何か」です。
下の部分アップ。
(左が廉価版、右がHelinox)
amazonのレビューによると、決定的なのは刺さるポールの部分でここのバリ取りがしっかりしていないから布を傷めて突き破るんだ。だからここをやすりで磨けばOKという事でしたがそうでもなかったです。
クレームが多くて既に改良されたのかもしれません。
White seekアルミチェアのレビュー
さて、実際に座ったり手に取った感想ですが・・
まず、座った感想は、「壊れやすいかも」という先入観がなければそんなに変わりません。
実際に座っても破れそうな気配はないです。
なので、破れたなどのレビューを読んでおらず恐怖心がなく、かつHerinox商品を実際に手に取ったことがなければ、まあこんなもんか。という感想になると思います。
手に取った感想ですが、同じ中国製ですがやっぱり造り・質感が違います。(片やコットンなので当たり前ですが、ポールもなんとなくしなやかさが足りないような)
ポリエステルの触り心地や、張った時のテンションのかかり具合がイマイチなのです。(変な方向に力かかってない?ってどうしても思っちゃう)
この質感、伝わりますかね。
これって先入観なのかな~? いやー違うと思うな。
もともとはHerinoxへの下克上のつもりで買ったんですよ。「これでよくね?」という記事にしたかった。でも、
これで5200円はオススメ出来ない
というのが感想です。
最大のメリットである「軽くてコンパクト」という点は同じです。
あああ!ポッケがついてる!!
よく見たらサイドにポッケがついていました! こりゃ便利!
つまりはコンフォートではなく完全にタクティカルチェア(こちらはコットンじゃなくてポッケがついているというのが特徴なので)の方の廉価製品(コピーすぎる!)だったのですね。 後ろのベルクロ(マジックテープの♀の方)もどういう事かと思いきや、タクティカルチェアに搭載しているわけです。
これ。
でも、ポリエステルの質感はやっぱり劣ると思います。
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2017年 1月 06日
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