SOTO シングルバーナー ST-301 レビュー・しまい方(新富士)
SOTO シングルバーナーST301のレビューです。
ずっと使用していて、今後もわざわざ買い替える事もないかなと思っていますが、最強!オススメ!とも思っていません。ちょっとダメな所に愛着はあります。
SOTO シングルバーナーST301の特徴
SOTOシングルバナーST301は、
・カセットボンベ式
・分離型
この2点が目立った特徴ですね。 後は、
・1点集中になりがちな炎が広め
・マイクロレギュレーターではない
というのが隠し特徴でしょうか。 この「炎が広め」が決め手となって購入に至りました。
マイクロレギュレーターというのは、ガス缶使うと冷たくなりますよね。それで火力が落ちるのをセーブして、長時間高出力だという事だそうですが、この機能に疑問視する声もありました。http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1449574379
まあ、マイクロレギュレーターじゃないから~~というようなデメリットは一切感じません。
カセットボンベ式のメリットは?VSアウトドア缶。使った感想
ちなみに、カセットボンベが通称CB缶で、
もう一個のカッコイイ方がOD缶(アウトドア缶・アウトドアガス缶)と呼ばれています。 どっちもボンベと呼びます。
最初に悩むのが「どっちがいいの?」ここですよね。
まず、カセットボンベは安い。 おおよそ3倍の価格差です。
例えばキャプテンスタッグの230g入りの缶だとカセットボンベは3個で636円、OD缶は1個500円
カセットが安いという実感は沸かないですが、逆にOD缶は、1個400円~500円という値を見ると、経験上「うっ・・消耗品なのに高い・・」と買い足しているうちになります。(経験あり)
ちなみに私が使ってる「コン郎」くんは100円です。
ただ、写真を見たらわかる通り貴重なテーブルスペースを使います。 OD缶ならその上にバーナーが来るので全然違いますよね。
収納時もOD缶はみんなコッヘルの中に綺麗に収納出来ているのにカセット缶は結構幅を取ります。
収納時はおろか、使用時もスペースに悩まされる。 ここが大きなポイントでしょう
登山やツーリング等、装備の軽量化がポイントの場合は俄然OD缶ですし、オートキャンプならカセットボンベ式でいいんじゃないの?と思います。
ちなみに、「困ったときにはコンビニで買い足せるぜ!」というメリットもありますがいまだかつてその恩恵を受けた事はありません。
分離式のメリット・デメリットは? 使った感想
さて、こいつは分離式です。
分離式のメリットは、
・ガス缶が邪魔にならないので大きな鍋もいける
・ガス缶が炎に近いと暖められてなんか危険という一面がある
らしいのですが、大きい鍋の登場シーンが無い(鍋やるなら最初からイワタニの持っていく)
危険を回避しているのはありがたいけど、普通の一体型でもそんな事故起きてないでしょ。
という点であまり感じられません。
ちなみに、SOTOのレギュレーターストーブST-310(一体型)も使った事ありますが、ガス缶よりもゴトクが高く大きな鍋もイケます。
逆に、デメリットとしては
ガスのホースが邪魔。
折り曲げたりなんだりで、将来的にダメになるとしたらここが最初の予感?(穴あいてガス漏れしちゃったり)
後は、この後のST301最大の難関・収納の仕方に通ずるのですが、
分離型ゆえに、収納が面倒
って、上の写真見ても想像つきますよね?
ST-301収納の仕方・しまい方
さて、もう散々amazonなどのレビューで言われていると思いますが、
ST-301といえば、袋が小さくて上手く収納できない
でしょう。使ったことある人なら全員「うんうん~」と思うはずです。 ただでさえ分離型でコンパクト化が難しいのに・・
いや、難しいからこそちゃんとコンパクトにできていないのではなかろうか?
ちゃんと畳めば、ちゃんと収まるはず。
この画像を元に、収納してみましょう
まず、最初に3つのゴトク? ここが高さが同じで引っかかりますよね。 これは、
裏で固定されています。 ①ねじを緩めて、②高さをズラします。
そしてお手本と同じになるよう、反時計回りにガスロープを回すと・・
やったぜ! お手本通り。
やったぜ!
火力は?実際に使った感想
理屈ばっかり並べていないで、実際にお湯を沸かしたりした感想こそが本当の感想ですよね。
こうしてみると、熱が全体にいきわたっている感は画像でもわかりますね。
ちなみに、「ジェットボイル、感動するよ」っていう話を聞いたばかりで興味を持っていたのですが、
はやっ!!!
一瞬で「これで十分」って思いました。 気にしていなかったけど、めっちゃ早いです。
昔は全然お湯沸かないイメージありましたが、最近のは凄いですね~。
ちなみにこちらは、SOTOのガスバーナーの中でも火力の強い3.7kWなんですけど、例えばSOTOレギュレーターガスストーブ310(2.9kW)も使った事ありますが、ストレス溜まるのかというと全くそんな事はなかったです。
おまけ・その他の要素
●カチッて点火する部分がすぐ壊れてチャッカマン使いがちとレビューでよくありました。3年使っても壊れる気配はまだ無いですが、華奢っていうんですかね? 収納時に畳むようになっていて、扱いづらいのは確か。
●ゴトクの部分にゴムの滑り止めみたいなのついてるでしょ?分離した調整部分にも。 これがポロっと取れがち
●分離型であることと、上記二つの点を総合して、「なんか壊れやすそうで気を付けて扱っている」というのはあります。シンプルじゃないストレスは確かに少しだけある。
●鍋が滑りやすい。 鍋が小さいと特にバランスが悪く滑りやすい。
●炎が広いせいか、シェラカップを火にかけづらい。
後半2点は我慢できる範囲ですが、よく言われますね。
火力調整(弱火)にデメリットあり
火力面でデメリットがありました。 この黒いつまみをoffに近づける事で火を弱めるわけですが、「とろ火」くらいにしようとすると「ふわっ・・」と戻って弱火くらいになっちゃうんですよ。 調理する内容によりますが、これで困った事が何度かありました。 (つまみを動かないように指で圧をかけて微調整します)
SOTO シングルバーナー ST-301 レビューまとめ
・カセット式で分離型のシングルガスバーナー
・カセットボンベは安くて手軽!
・しかし、使用時も収納時もかさ張る
・分離型で華奢なので多少扱いに気を遣う。ついでにケースが何故か小さくて収まらない
・それでもお湯を沸かすという一番の役割を果たすのには十分! お湯沸くの早い
・640gの重さは、もっといいのを知らなければ気にならない。(GストーブST-320のコンパクトさには感動したが)
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うーん、やっぱり総合的に同じカセット缶なら、
こっちの方が個人的にはオススメかな。
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